チームメイトとの関係 ~劣等コンプレックスについて ~

所属しているサッカー少年団で最近あまり良いプレーができていない「ほの」は、徐々にチームメイトから距離を置いている。
良いプレーをできない。いつもミスばかりするという状況で「ほの」は劣等感を感じている。この劣等感というのは、一般的にマイナスに捉えられがちだが、よく考えてみるとこの劣等感というのは一定の目標があるからこそ生じるものである。なりたい自分、達成したいことなど、現状と比較して不足している分が劣等感の根源である。
そのため、劣等感というものが目標のための一歩に繋がるものと言えよう。
今回の「ほの」のケースは上手くなるために黙々と一人で練習している。これは目標に向かい頑張っていると考えることもできる。
ただ、捉え方を変えてみると、劣等感を感じてしまうチームメイトとの練習を避け、安心できる個人練習に終始しているとも考えられる。これは問題を簡単に回避するための「劣等コンプレックス」が現れている状況である。
建設的に考えてみるとサッカーというスポーツはチームプレーであり、個人練習だけでは身につけられない技術や連携プレー、視野の広さなど、仲間とともに練習しなければ上手くならないものである。
シンプルに言えば「ほの」は勇気をもってこのチームメイトとの練習を積極的に行うことが必要である。
人間は目的が行動に現れる。「ほの」は一度、立ち止まって自分がなぜサッカーというスポーツに取り組んでいるのか。それはどういう目的に繋がっているのかなど深く考えてみる必要があるのかもしれない。
日常の行動が何に向かっているものなのか日頃から考えることによって、人生という限られた短い時間を自分の本当の自分で過ごしていけるのではないか。


