【特別編】自治体の借金時計をつくってみよう

へぇ~そうなんだ!!

どうしたの?
ん?市の広報見てるなんてめずらしいね。

国だけじゃなく市にも借金があるんだなぁ~って思って。この前テレビで国の借金がどんどん増え続けて大変だってやってたけどさ。

そうそう。市とか町、村なんかの自治体にも地方債っていう借金があるんだ。借金の種類によっては30年先まで払うのもあるんだよ。

え~!ほのが大人になった時にもまだバリバリ残っているじゃん!!

そうなんだよ・・・これをできるだけ少なくしていかないとね。

そうすれば今のほの達・・子ども達の負担する分も少なくなるし・・

借金時計って知ってる?

え?なにそれ?
借金して買った時計とか?

違う違う。
借金が時間とともにどれだけ増減してるかっていうのを現したものなんだ。

そういうのもあるんだ。ちょっと見てみたい・・

自治体ごとの借金時計を簡単に作れるツールがあるから一緒に作ってみようか。借金時計を見るともっと自治体の借金をイメージできるかもね。

うん!作ってみる!

→ 借金時計作成ツール

まずは自治体名を入力しようか。

じゃー岩手県で一番大きいマチ。盛岡市にしよう。わんこそばラブラブ♪

盛岡市と入力。次は地方債残高だね。だいたいの自治体でホームページに載せてるから、盛岡市役所のホームページをみてみよう。令和元年度と令和2年度の地方債残高はたいていが令和2年度の予算のところに載ってるんだ。

あった!これじゃない?
令和2年度予算ってある。

→ 盛岡市の令和2年度予算情報の掲載ページ

このページにある「財政指標」っているファイルかな。自治体の中にはページ数がたくさんある予算書全部を掲載してるところがあるけど盛岡市はその中から抜粋して掲載してるね。

抜粋してない自治体はどんな感じで掲載してるのかな・・

抜粋してない自治体はたくさんのページ数がある予算書全部を掲載してたりしてるよ。予算書は「予算書本体」と「説明書類」で構成されていて、たいていが「説明書類」の最後の方に地方債残高とかが載ってるんだ。

そうなんだ・・
えーと地方債残高・・これだね!!財政指標の左下の方に令和元年度末と令和2年度末の地方債残高が載ってる!!

よし、地方債の令和元年度末残高がわかったから、「令和元年度末残高がわかる場合」を選択して「令和元年度末地方債残高」と「令和2年度末地方債残高」を入力。この予算書は千円単位だから円単位にして入力しないとね。

へぇ~。未来の令和2年度末地方債残高ももうわかるんだ~

それぞれの自治体で予算をつくる時に、その年度末の地方債残高も見積もるんだよ。

ほうほう。
次は人口だ。令和元年度末の人口だって。

年度末は3月末のことだよ。令和元年度末だと令和2年3月末。自治体の年度は学校と同じく4~3月なんだ。

3月末ね・・このページに人口が書いてる!!
けど4月1日だって・・

→ 盛岡市の人口掲載ページ

4月1日も3月末とそんなに大きく変わってない気がするけど・・
このページのどこかに3月末もあるかもしれないから探してみようか。

それっぽいのをポチポチ押しながらみていこうか・・あっ!この「住民基本台帳人口の推移」のところに3月末が載ってるよ!じゃーこの数字を入力っと!

よしこれで全て入力完了だね。次へを押して・・・。・・・。
できたみたい!

これが借金時計か・・・

→ 作成した借金時計(参考)

1秒ごとに借金残高が変わっているでしょ。

なにこれ・・増えてってる・・

借金を返すよりも新たに借りる方が大きいときもあるからね・・

1秒間で6円だけだけど・・
1時間で2万だって!お年玉と同じくらい1時間で増えてるってこと!?

ほのに身近な金額だと借金のイメージがつきやすいよね。

そうだね・・千億とか大きい金額だけだとなかなかイメージがわかないけど、身近な金額がでてくるとわかりやすい。それにしてもこんなに借金があるんだ。

どこの自治体でも学校を建てたり、道路を作ったりするときどうしても借金をしてしまうけど、この借金残高が少なければ将来払う金額も少なくなるし、より安定した自治体の運営に繋がっていくよね。安定してれば何か緊急事態があったときにも自治体独自の経済対策!なんてのがもっともっとできるかも。

・・・
ほのも大人になったら投票とかするし、税金も払うだろうから今からもっと社会の勉強していこう。もしかしたら借金をしなくても良い公共サービスのしくみがあるかもしれないし・・

備考

自治体の借り入れ(地方債)のことを「家庭でのお金のやりくり」に例えると借金といえるため、このサイトでは自治体の借り入れ(地方債)を借金と表現しています。また、借金時計作成ツールは子ども達の学習用として参考に設置したもので自治体公式のものではありません。